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心と身体のよりどころ

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和童塾 8.31

今年はほんとによく雨が降ります。
せかっくの夏休みなのに、後半は天候に恵まれず、子供達もがっかりしてるのかな023.gif

昨日は家出パソコンに向っていたら、身体が異様に固まり出して気持ち悪かったので、夕方から散歩に出ました。
家を出た瞬間、風が変わったと思ったのですが、せっかく出たんだからと空を気にしつつ自転車で公園へ急ぎました。
公園に着くと雷が鳴り出し、公園の外周を1周したところで雷が近くなり、散歩を切り上げ家へ向ったのですが、途中から雨が降り出し、瞬く間に土砂降りとなって、頭からずぶ濡れになりました。033.gif

今日も天候の急変を覚悟していたのですが、なんとか日中はもちましたね。
昨日の分もしっかりとウォーキングしようと夕方公園へ行ってきました。
西の空は比較的に明るいのに、北の空に暗雲が広かってました。
 “ぜったい後で雨が降るな” と確信し、3周したところで風向きも変わりだしたので帰宅しました。

今日はなんとかもつのかなと思ったけど、今度は南の空が真っ暗。
怪しいと思った矢先に、大粒の雨が降り出しました。
間一髪。 もう少し遅かったら、今日もやられてましたよ。042.gif
そして、また雷が鳴り出しました。

今年の夏空は予想がつきません。

さて、話を本題に戻して 本日の和童塾。
現在、和童塾に参加してくださっている方は、皆ウィークディに仕事をしていらっしゃいます。
職種はそれぞれですが、一様に忙しい思いをされています。

頭の中がフル回転している状態は、脳が緊張しています。
その緊張が身体にも影響して、身体が固くなっています。

仕事量が増えて肉体的に疲労すれば、やはり身体は固まる方向へ傾いていきます。

人間関係でストレスとなる状況にあると、無意識に身体は固まってます。

責任の思い仕事を与えられると、生真面目な方ほどその重圧を受け止め、緊張から身体は固まります。

結局、これらのストレス要因に対する体の反応として、結果的に身体が固まってしまいます。
ストレス要因の性質によっては、その要因から自分を防御しようとする防衛反応が働き、身体を固めて自分を守ろうとする現象がおこったりもします。

仕事をしているかぎり、身体を固めずに肩の力を抜いて仕事をしなさいと言っても、無意識に固めてしまっている身体を、意識的に緩めるのは無理です。

だから、気づいたときに身体を緩めることをしておく。
それが、身体をケアすると言うことです。

和童塾の時間にゆったりとストレッチができるようになると、日中に和童塾のことを思い出しただけで体は和童塾でストレッチしているときみたいに、条件反射的に緩んでくれる。
そうなれると便利ですよね。
条件反射が働き出すまでになるには、かなりストレッチをやりこまなければなりません。
そこまでできれば、無理な話ではなくなります。

ストレッチをしていて自分の体が固いと、「自分は身体が固い」 「柔らかくなるなんて無理」 といった意識が働いてしまいます。

そういう思いはちょっと横に置いておいて、たとえ稼動域(動く範囲)が狭くても、今の自分が動ける範疇で身体は確実にたわみ、骨がパラパラと動いていることを意識して身体を揺らしながら力をどんどん抜いてターゲットとする筋肉をストレッチしていきます。

今月はロルフィングを取り入れています。
以前よりカチコチに固まっている筋肉をワークによって緩めることをしてきてますが、ロルフィングを加えると、さらに半強制的に緩めることができます。

筋肉が固まっていると、感覚受容体センサーが働きにくくなり、重心の移動や重力軸・運動軸を感じ取ることが難しくなります。

プロの施療家にロルフィングを施してもらっているわけではありませんが、毎週他の塾生さんに施してもらって、身体の変化に気づく人がでてきました。

今までは脚の筋肉が硬くて、立っているときにどうしても脚の指に力が入っていたのが、指の力が抜けてかかと側で立っている感覚が分かったそうです。
まだ持続するのは難しく、瞬間的に感じられたに留まっているようですが、どうしても理解できなかった感覚を一瞬でも味わうことができたのも、このロルフィングの作用と思われます。

さて、施す側の身体の操作も大切です。
自分の身体の中にある重心を相手の身体へ軸移動することで、筋肉の力で相手の身体を押すのではなく、自分の身体の重みを相手の身体へ預け、床から得たエネルギーを自分の身体を貫いて相手の身体へ通していきます。

この時に自分の身体の中での重心移動が明確にできていないと、力を放出できずに自分の身体の中へ戻してしまいます。
エネルギーが放出されず、自分の身体の中で行き場がなくなり喧嘩して、結局自分が身体を固めるという結果になってしまいます。
そうすると、相手はただ触られているとしか感じれなくて、気持ちいいとかすっきりとした感覚が得られません。

施す側の身体は一瞬エネルギーを流す道具になることで、相手の身体はそのエネルギーの質に応じて反応してくれます。
武道的身体の操作で、力を相手の身体に通して相手を突き飛ばすのと同じような身体の操作です。

ただ強く押されているだけだと、その固い感覚を受け止めて、また自分の筋肉を固くして押されたのと同様に押し戻す作用が働いてしまいます。
筋肉の力ではなく、重心移動によりエネルギーを通すやり方だと、弾力のある押圧がかかり、いわゆる「効く」 押され方により力が抜けて筋肉がストレッチされて固まっていた筋肉が緩んできます。

身体が揺るんだところで、股関節の8の字ワーク、座位からの股関節まわし、そして骨盤歩きをおこないました。

不必要な力を抜き、必要最小限の筋力で身体を操作します。

左の坐骨にのったら右の骨盤(腸骨)を前に出す。
右の坐骨にのったら、左の骨盤を前に出す。

前進も後退も同様です。
長座で坐骨で身体を起こすポジションが取れれば、上記の身体操作を無駄な緊張がなく行なうことができます。


来月は呼吸法を細かく分析して行っていこうと思ってます。

7日はお休みしますので、9月は14日からとなります。

ほう、明日はもう9月。  今年ももうあと4ヶ月ですよ。  
あーーれーーー、と言ってる間に 1年が終わってしまう。。。。
by idun-2006 | 2008-08-31 16:32 | 和童塾

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