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心と身体のよりどころ

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ストレスからの脱却 <身体の使い方> Vol.1

ストレスの捉えかたを切り替える。
ストレスを受けたときの反応の仕方を改める。
思いの癖を切り替える。

なんとなく そんなことが分かってきても、相変わらず肩こりがひどい。 腰痛が治らない。

思いの癖を切り替える事と同時に、カラダの使い方の癖を切り替える事もやっていかないと、カラダの不具合はなかなか改善されません。

身体の使い方に関しては、2つの意味合いがあります。

ストレス要因に触れたときの無意識の身体の反応。
そして、いつの間にか習慣となってしまった、間違ったカラダの使い方。

共に自分の癖といえることなんですが、無意識に反応してしまうので、何故、不具合が生じるのか分からない。
分からないから、全てストレスが原因としてしまう。

ストレス要因にさらされたとき、自分の使いやすい筋肉が収縮します。
例えば、僧帽筋を頻繁に使っている人は、びっくりしたとき、恐怖を感じたとき、寒いとき、肩を引き上げて、首をすぼめた仕種になります。
始めは大きな刺激の時に起きていた反応でも、頻繁に使っていれば、荷物を持つとき、お茶を飲むとき、字を書くとき、パソコンのキーボードを打つとき、本を読むとき、あらゆるシーンで肩を引き上げ、僧帽筋を縮めてしまいます。
そうこうしているうちに姿勢が変わり、体形も変わり、ますます僧帽筋に負担をかけるようになってくる。
日中頻繁に僧帽筋を使っていれば、だんだん固くなってきてしまいます。
筋トレだって、それほど一箇所の筋肉を使い続けることはありません。

僧帽筋は肩が落ちないように首から腕の骨を吊り下げている筋肉ですから、ここが硬くなると、首も痛くなるし、頭に血液が流れにくくなってしまいます。
ひどくなると痛みが生じて、不快感や頭痛、吐き気なども引き起こしてしまいます。

僧帽筋の役目は「腕を吊り下げる」と理解すれば、必要以上に肩を引き上げる必要はないことが分かります。
腕はぶら下がっているのだから、腕の重みを感じなければおかしいのです。
でも、腕の重みなんて意識したことないですよね。
それだけ僧帽筋で引き上げて、腕の重みを消してしまっているんです。

主人と買い物へ行った帰り、主人は袋をブラブラさせて、時には足にぶつけながら歩いてました。
私が持つ袋は揺れません。
あるとき主人に、「そんなに重くないよね。なんかだらしなく見えるよ。もっとしっかりと持ったら?」
と言うと。
「君は肩を引き上げて固めてしまっているから揺れないの。僕は脱力ができていて、肩を固めてないから袋がちゃんと揺れるの。 不必要に力んでいないから、袋が足に当たっちゃうの。」
と言っていたのを思い出します。

こういう感じで、主人から 自分が抱いていた先入観を覆させられることがよくありました。

~ つづく ~
by idun-2006 | 2007-11-15 11:45 | 心と身体のストレッチ

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