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心と身体のよりどころ

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ストレスからの脱却

泣く ・ 笑う

人間のベーシックな反応です。
これがストレスを回避させる反応の一つです。

以前に笑えなくなったことがありました。
友達と話していても笑えない。
バラエティ番組を見ても笑えない。
私の中から “笑う” という一つのパーツがなくなってしまった。
どうしたら笑えるのか、笑うってどういうことだったのか、思い出そうとするけど、思い出せない。

今 思うと、電車通学を始めて、通勤電車の極限状態によるストレスで、自分の感覚を閉ざし始めた頃に起きた反応でした。
自分の感覚を閉ざさないと、あの電車には乗れなかった。

最近、おもいっきり泣いた事ってありますか?

涙がにじみ出てくることはあったけれど、おもいっきり声を上げて泣くことはなかった。
自分の感情を、露出することしてない。
どこかで理性を働かせて、感情を抑えています。

悔しいことがあって、自然と涙がにじむ。
胸を打つような感動することがあって、涙が溢れてくる。
でも、子供のように泣きじゃくることはなかった。

主人が亡くなって、葬儀も終わり、家の中で1人っきりになったとき、突然悲しみに覆われて、声をあげて泣きじゃくりました。
自分でもびっくりするほどの反応でした。
演技でも、そんな風に泣くことはできない。

泣きながら、「今までたまっていたストレスが、こういう形で一気に吹き出てきたんだ。」 と冷静に分析している自分もいて、可笑しかったです。

冷静さを失わないから、立て直すことができる。
でも、冷静さが自分をセーブしてしまい、ストレスを発散しきることができない。

なんか矛盾してますよね。
「主人が亡くなった」 このストレス要因に対する私の反応が変わらない限り、矛盾を繰り返すんです。

今でも、突然スイッチが入ったように、声をあげて泣きじゃくるときがあります。
仕事をしているときの自分は、冷静です。(と自分では思ってます)
1人になる時間が長くなると、涙腺にスイッチが入りやすくなる。

閉じこもる → おもいっきり泣く → 冷静になる

このリズムを繰り返しながら、ストレス要因に対するバランスをとっている。

いつでもどこでも泣きじゃくっていたら、気のふれた人になってしまいます。
泣けば、ストレスから逃れられるものではない。
ストレスとなっていることに対する自分の捉えかたが変わらない限り、ストレスは解消しません。
捉えかたが切り替わるまで、時間がかかります。
それまで、この矛盾とも思える反応を繰り返し、バランスをとっていくのだと思います。

おもいっきり泣けるって、ありがたいことなのだと、最近思うんです。
by idun-2006 | 2007-11-03 08:31 | 心と身体のストレッチ

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