心と身体のよりどころ

idun2006.exblog.jp ブログトップ

軸の使い分け

今日は 軸 のお話。

よく言われるのは 中心軸。
そして左右軸くらいは頻繁に言われますね。

一見、この「軸」なるものの存在は、無形のもに思えますが、
体感した者からすると、これほど有形なものはないようです。

体軸は上記の3本だけではなく、無数に存在するものです。
身体の動きに応じて、前後左右 無数に存在しています。

この軸を様々なシーンで使い分けすることができます。

例えば、人に自分の考えや思いを伝えたいとき。
(プレゼンテーションや商品を販売するときなど)
中心軸からやや前方に体軸を構えます。
そして、気(自分のエネルギー)を中丹田(胸)へ引き上げて相手に対します。
自分の情熱を相手に届けるときのポジショニングです。
(相手を圧倒させるときにも使います)
営業職や管理職で、自分が前面に出てお仕事をしている人は、
普段の姿勢が前軸なのが見て取れます。

一方、相手を自分の方へ引き込みたいとき。
やや後方に軸を構え、毛丹田(臍下)で相手に対します。
スッとした静かな面持ちの中に、何かを感じさせるポジションです。
こういう構えで目の前に立たれると、思わず相手の方へ行ってみたくなります。
子供を自分の方へ呼び寄せたいとき、この構えで呼ぶと、子供はきてくれます。

この軸なるもの、なかなか自分の身体で体現させることが難しいものです。
どういう体形をとったとしても、重力軸としては存在しているわけですが、
有効的な運動軸として考えた場合、その軸はエネルギーを還流させて、
身体を伝って放出されなければなりません。
そのためにはエネルギーを流せる体軸になっていなければならないのですが、殆どの方が、身体が折れてエネルギーが途中で途絶えてしまいます。

よくペアワークでエネルギーの通る感覚を体感してもらいます。
脚を前後に開き、片手を相手の胸に当てて押します。
構え方として、右脚を前に出したなら、右手を相手の胸に当てます。
(順体の構え)
床からの抗力を踵から身体を貫いて相手に伝えることができたら、
倒されるほうは、体の奥にズンと重いエネルギーを感じます。

単純に寄りかかって自分の体重を相手にかけた場合は、
相手も寄りかかり均衡を保って動きが停止します。

あるいは、力で相手を倒そうと力むと、筋力の差で相手が崩れたとしても、
崩され方が体感するエネルギーは表面的なものです。

指示通りに上記の実験をすると、殆どの方が相手の身体の奥に重いエネルギーを感じさせることができます。
ところが依然に正しい運動軸が取れないところを見ると、押してもらって自分が受けるエネルギーの違いは体感できるけれど、自分の押し方の違いは体感できていないのかもしれません。

この体軸、運動軸なるもの、
エム・アイ・エルのドリルの中でも、軸を養うのに有効なワークがたくさんあります。
私も始めは全く軸なるものがわかりませんでした。

以前に、私の軸に対して、松本先生が評価してくれたことがあります。

「だいぶ軸が取れるようになったね。 
でも、まだ弱弱しい軸なんだよ。
それがしっかりとした力強い軸になるには、
君の中にあるものを、人に伝える立場になったときに、
はっきりとした軸になるんだよ。」

ここで松本先生が言っている軸は、単なる運動軸だけではなく、
その人の心持を表す軸を含めて言っています。

ここでも、身体と心は一体であることがわかりますね。
ワークやドリルで運動軸を作ろうを思っても、
心が備わっていないと、単なる形だけのものとなってしまいます。

難しい話になりますが、形に捉われるのではなく、
身体で感じることが、軸形成の過程で大切なことなのだと思います。
[PR]
by idun-2006 | 2007-08-31 09:44 | 身体

*身体のよりどころ・心のよりどころ* そんな小部屋を覗いてください


by idun-2006
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31