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心と身体のよりどころ

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和童塾 8.5

テーマ : 静の呼吸法

今月から 身体調律法の BaseⅢ に入ります。

BaseⅢは、呼吸法のバリエーションが主体の構成となります。

BaseⅠ、BaseⅡでも呼吸法を行ないましたが、BaseⅢの呼吸法では、「気」の概念が少し加わってきます。

痩せる気功、美肌の気功、健康の為の気功。
ピラティスやヨガが流行っているように、気功も様々な気功法のノウハウ本が出ています。

「気功」というと、特殊な能力のようなイメージがありますが、実はとても身近なものなのです。

大きな見方をすると、地球上には様々な樹木、草花が生息し、多種多様の動物、昆虫などの生物も存在し、自然の営みを育んでいます。
同じ地球に住まう私たち人間も、自然の営みの一環を担う生物です。
人間=自然、 ともいえるわけです。

事実、生まれたばかりの赤ちゃんは、ふわぁっとした気を出しています。
両親が柔軟性を持って子育てをしていると、小学校の2年生くらまで気を感じることができるそうです。
青年期、壮年期あたりまで、特殊な訓練をしている人を除いて、殆どの方は気を感じれなくなりますが、老年期になり人生の終盤に近づくと、再び自分の気をふわぁっと発するようになるのだそうです。

私たち人間には、体内リズムが備わっています。
心臓の鼓動のリズム、呼吸のリズム、睡眠のリズム、食事のリズム。
全て、人それぞれのリズムを持っています。
独自のリズムが自分なりの気となり、自己のオーラの色となります。

気=エネルギー でもあります。
本来の気(エネルギー)は、何の性格も持っていません。 まっさらなエネルギーです。
この気が悪い方向で高まってしまうと、誰も制することができない犯罪者となってしまいます。
一方いい気で高まると、誰にも期待されていなかったのに、突如、オリンピックの金メダリストになってしまうほどの力を発揮してしまいます。

感受性のままに気と対面すると、悪い方向へ向いてしまうことがあります。
和童塾で行なう呼吸法や、書店の店頭に並ぶ一般向けの気功法レベルでは、殆ど心配することはありませんが、ごく稀に感受性の鋭い方がいて、気が循環しなくなり、のぼせや冷えなどで体調を崩す場合がありますので、悪戯に気功法を行なわないようにしてください。

和童塾では、気に志向性をつくり、いい方向へ高まるイメージと感覚を呼吸法を伴って合わせて気を循環させていきます。

一つ気をつけれることは、軸の感覚です。
身体は楽器と同じです。
気道が曲がったフルートは、美しい音色を出すことができません。
同様に、人間の身体も折れ曲がって軸が崩れていると、気は発していますが、循環できずに
エネルギーが高まらなくなってしまいます。
特に日本人は腰が前傾してしまいます。
骨盤を丸めて、頭の天辺から尾骨までが一直線になるように、重心の位置に注意します。

10秒ずつ呼気、吸気を繰り返す、ゆっくりとした呼吸のときは、肉体が自然にとけ込んでいくイメージで行ないます。

速い呼吸では、身体の中に白いボールを移動させます。
吸気で胸に白いボールをイメージし、ボールをお腹に落としてお腹の内側に当てて呼気とともに引っ込めます。
このバリエーションとして、胸からお腹に落とすとき、
  右の骨盤側に落として吐く。 
  左の骨盤側に落として吐く。
  右の骨盤側に落として、左の骨盤側から吐く。
  左の骨盤側に落として、右の骨盤側から吐く。
実際に胸に入った酸素が右の骨盤、左の骨盤に移動するわけではありません。
微妙な重心の変化が生じるだけですが、ボールが移動するイメージをしてください。

ボールの色によって、気の質が変わってきますが、一番無難なのが何者にも染まらない純白の白です。
悪戯に色をつけない方が無難です。

最後に呼気(吐く息)で終えますが、頭から順に身体を撫で下ろし、両手の手先からと両脚先から外へ気を流しだして、終了します。

実際の動きは、言葉ではうまく伝わらないので、説明を省略させていただきます。
by idun-2006 | 2007-08-06 12:13 | 和童塾

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