人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心と身体のよりどころ

idun2006.exblog.jp ブログトップ

細胞への感謝

私は主人の病を通じて、初めて自分の体の細胞へ目を向ける事ができました。

以前にも試みたことがありましたが、あまりにもミクロな世界のことで、創造すらできませんでした。

主人の体調が悪化すると、私の体も反応します。

主人の苦痛が辛辣なものになると、私の体の細胞が一斉にざわめき始めます。
体中がざわめいて、自己コントロールの範疇を超えたところで何かが生じます。
鋭敏な感覚とは無縁の私でしたが、「細胞がざわめいている」 と直感しました。
そして、主人が落ち着いてくると、細胞のざわめきも治まります。

恐怖や不安による筋肉の緊張を越えた、細胞レベルでの感応だったのでしょう。

当たり前の事ですが、

        細胞が生きているから私の体が存在する。
        細胞が生きているから私の体は正常に働いてくれている。

そう実感できた頃から、自分の体がとてもいとおしくなりました。

        今日もしっかりと働いてくれる肉体さんに感謝。
        一瞬も休むことなく動いてくれている内臓さんに感謝。
        いき続けてくれる細胞さんに感謝。

最近も、主人が痛みで苦しんでいたりすると、私の体の一定の筋肉が緊張してつっぱります。
じっとしていても、一気に筋肉が収縮しだすのがわかります。
ずっとこの筋肉の強張りを気にしてましたが、なかなか緩める時間がとれず、昨日からは遂に腰痛へと転じてきました。
慌ててワークによって強張りを緩和させようとしてますが、根強い緊張でなかなかほぐれません。
でも、こんな痛みでさえ恨みつらみを言うこともなくなりました。
自分に生じていることなんて、ごみみたいなもの。

   痛いのは痛い。 でも、痛みも喜びと同様に自分のもの。
   痛いのだけは何処かへ行ってと思うのは自我。
   痛い、痛いといいながらも、自分の痛みが教えてくれている何かをつかむ事。

と主人が教えてくれました。
by idun-2006 | 2007-01-29 06:50 | 身体

*身体のよりどころ・心のよりどころ* そんな小部屋を覗いてください


by idun-2006
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31