心と身体のよりどころ

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心に花園を ~呼吸 vol.5~

私が不眠症に苦しんでいた頃、主人は「養気呼吸法」を打ち出した。
ストレスコントロールに呼吸法が必要不可欠と考えてのことだった。

毎日のウォーキングの締めに、空手の突き、蹴りと呼吸法の練習を実践していた。
主人から教わった通りに行うのは非常に難しい。
指の先まで神経をいきわたらせて、体軸コントロールとそれを支持するための筋力が必要だった。そして身体の内面への意識。

吸気に合わせて足裏から地面のエネルギーを吸収してひざ裏、股関節、背骨の内側、頭の後ろ側を通して顔の前から胸にエネルギーを回す。
呼気に合わせてエネルギーを逆回転させて、最終的に地にエネルギーを戻す。

なんとなく意識できているようでいて、途中で分からなくなることも多い。

雑音が耳に入り、集中力が途切れることもままあるし、風が運んでくる匂いに気持ちがそらされることもある。
身体がキツイときは、動きに合わせて身体を支えることができなくなってぐらついてしまう。 主人に指摘されたポジションがしっかりととれなくなる。

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身体のブレを修正したり体軸の歪みの調整を試みると、体内の意識が薄れてしまう。
体内への意識に目を向けると、形が疎かになる。
地面が平らじゃないとか、風にあおられたとか、言い訳を並べたくなるけれど、それは無意味なことなのだ。

形に捉われたり、エネルギーの移動に気を取られていると、肝心な呼吸が疎かになってしまう。

うまくできない事実から気持ちを切り離し、ひたすら回数を重ねて意識と感覚を重ねていく。
それだけで精一杯で、細胞呼吸に至らせる内面の意識までは程遠かった。

そんなレベルの呼吸法でも、自律神経のバランスが調整されて、不眠症の緩和には役立った。
主人のような重篤な症状を呼吸法によって改善させることの難しさは、計り知れないものがある。
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by idun-2006 | 2013-02-21 10:25 | 闘病生活

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