心と身体のよりどころ

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ストレスコントロール

先日客様より「自律神経」に関する一冊の本をお借りすることに。
本に書かれている内容が、ご自身の抱える不調にマッチしてると思われ、読んで見てほしいとのご依頼。
早速拝見すると、まず目に飛び込んできた一文で私は悩んでしまいました。

「自律神経とは、交感神経と副交感神経がシーソーのように働くと言われているが、それは間違いで両者が同時に働くもの。」

正確な一文ではありませんが、著者が複数の患者の自律神経を測ると、皆交感神経も副交感試験も両方の数値が上がっていたことから、自律神経のバランスが取れた健康状態を保つには、両者が高い数値を示すことがいい状態だと解釈されたようでした。

交感神経と副交感神経では、それぞれが支配するホルモン分泌があります。拮抗するホルモンが同時に分泌された場合、体の反応はどうなってしまうのでしょうか。 機能するものなのだろうか。
筋肉で考えた場合、拮抗する筋肉が同時に働いた場合、動きは止まってしまいます。片側が縮んで、もう片方が伸びてくれるから動きは成立します。

戸惑った私は、安保徹先生の免疫学の本を引っ張り出しました。安保先生の極論はさておき、自律神経の説明や白血球の話はスラスラと読み解くことができます。

先日話題になった顎関節症と肩こりの問題やこの自律神経の話はこれからも話題になりそうなテーマです。
このあたりをテーマに不調となる材料を並べれば、大概の症状は何かしら当てはまるものです。
そして、著者たちが攻略として掲げるのは、「ストレスをためないようにゆっくりと生きること」。
仕事を減らす。 深呼吸をする。 朝一杯の水を飲んで腸を刺激する。
私も過去、これらの攻略法はいろんなところでさんざん目にしましたが、不調の只中で右往左往している状態では、これしきの攻略法くらいでは何の変化も得られませんでした。 
通勤電車の不快さに目を瞑り、仕事のプレッシャーに押しつぶされないように自分を奮い立たせ、「休息」の二文字が頭をよぎっても掻き消すように奔走する毎日。
藁をもつかむ思いで攻略法を取り入れてみたものの、結局は裏切られたような結果しか得られない悲しい思いを幾度もしたものです。
攻略法そのものが間違っているわけではないのですが、これらを単独で行ってもなかなか改善されません。
少しでも現在抱えている不調を改善させるには、ストレスとはどういったものなのかを知り、自律神経のしくみを理解し、改善へ向けてのステップを続けていく必要があります。
長期戦であり、自分の内面と向き合うことも必要になってきます。

私は主人と出会い、彼からストレス理論を学び、以前よりストレス要因に対する対処が少しだけ上手になれました。 
自分ひとりでできることの限界はありますが、正しく知ることが攻略への第一歩であります。
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by idun-2006 | 2012-03-16 11:00 | 心と身体のストレッチ

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