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心と身体のよりどころ

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ブレインストレッチ実技講習より

ブレインストレッチの手技の基本は、カラダを揺らしていくこと。
ただ単純にカラダを揺らしてあげるだけです。

この単純に揺らすことが、実は一番難しいのです。

空の色、コバルトブルー、青い色にもいろいろあるように、揺らし方、揺れ方にもいろいろあります。

ブレインストレッチの揺らしは、どんなものでもいいから揺らすのではなく、無意識のうちにカラダが揺れてしまい、勝手に解れていくように導くリラクゼーション信号にならなければなりません。

何人もの生徒さんを指導してきた中で、一つの傾向があることにきづきました。

初めて人のカラダに手をかけて揺らしてみるとき、どういうものかもわからない初めてのことなので、言われるがまま無心でやってみる。
っで、そこそこ揺らすことができます。
初めてにしては上出来と思言っていると、どんどん違う方向へ向かっていってしまいます。
人によってさまざまですが、お餅をこねるように筋肉をこねてしまったり、乱暴に振り回してしまったり、力任せに揺れてくれないカラダを揺らそうと、どんどん強く手を当てていく、押し込める手技になってしまいます。
強いテンションが滅茶苦茶な方向に入ってくるので、カラダは緩むどこかそのテンションに抵抗したくてもっと固まっていきます。
関節においては、何か違和感を感じたり、動きにくくなってしまったり、ときには痛みを感じることもあります。

手の位置、揺らす方向、カラダの操作、いろんなことを考えだして、手技がどんどん崩れていきます。
そうなってきたときに生徒さん自身のカラダを見ると、脚も肩も腕もガチガチに固めています。

手のひらの力を抜いて。
肩の力を抜いて。
膝を緩めて。
股関節を緩めて。

こういうたぐいの言葉が私から頻繁に告げられます。
でも、直らない。
考えだしたことで、普段の自分の動作がリンクされてしまうようです。
ここで、普段の自分の動作・所作が問われます。
普段からカラダを固めていれば、手技でも自分のカラダが固まったまま揺らそうとしますから、同種の質の信号が相手にも伝わっていきます。
だから相手のカラダが解れてこない。揺れてくれないのです。

今の生徒さんは実技講習を始める前に、エム・アイ・エルの揺らしのワークを30分以上やってカラダをほぐしてから講習を始めるようにしてます。
するとガチガチだった揺らしの手技が、少し力が抜けてカラダを揺らせるようになってきます。

現在のスクールは少人数制だからこそ、それぞれの状態、ペースに合わせて指導していくことができます。

まずは自分自身のカラダを緩めること。
それが最大のテーマです。
by idun-2006 | 2011-06-22 10:54 | スクール

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