心と身体のよりどころ

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ハートで感じるストレッチ♪

既に、この本を手にしていただけたでしょうか。
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普段、本棚に飾ったままになっている主人との最後の仕事となった本。
 懐かしい。

主人が入院することになったとき、主治医の宣告が本当になってしまったら、これが最期の仕事になってしまうかもしれない。
もう一度、T君と仕事をしたい。 彼が気に入っていたT君と、もう一度仕事させてあげたい。
そんな思いが強くこみ上げてました。
でも、主人にそんなことを持ちかけたりして、“あなたは死ぬ”と断言することにならないか、気がひけていました。
「死」を連想させずに、T君との仕事を実現できる方法はないものか。
そんなことを考えていたとき、主人の方から「T君と仕事したいな。」と言ってきたのでした。
もう主人に気兼ねする必要はなくなりました。
とはいえ、今までのようにF誌に記事を掲載するのは、主人の状態からして難しい。
本を出してもらうのが得策ですが、H社に前例がなく、ほとんど不可能な話に思えました。
私があれこれ推察しているより、主人の状態を伝えて、後はT君の判断にゆだねることにし、当時の状態と私たちの希望をありのままT君へ投げかけました。
T君の尽力により、見事、主人の希望とおりの本が出来上がりました。

久しぶりに、病室で取材を受けていたときの音声テープをかけてみました。
いつ聞いても主人の話は面白かった。
同じような内容を何度聞いても、飽きるということがなかった。
 懐かしい。

この本に書かれている内容は、私たちの日常会話そのものです。
常日頃、こんなことばかり話してました。
 懐かしい。

改めて本のページをめくってみると、凝縮されている内容の重要性を再認識することができます。

普段、意識から遠のいている感覚。
でも、どれも大切なことばかり。

ここを無視して到達できない世界があります。
その世界に片足だけでも踏み入れることができたとき、言葉に言い表すことのできないような開放感に包まれて、無限の可能性が感じられ、もっと身体を緩めて、もっと感じて、もっと心地よい身体にしたいという、新しい希望が広がってきます。

主人との会話が途絶えて3年が経ちました。
私の日常会話から、こういった内容は消えてしまいましたが、この本の内容と共に主人から教わったことを大切にしていかねばと、再度自分に言い聞かせています。
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by idun-2006 | 2010-05-05 10:50 | 心と身体のストレッチ

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