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心と身体のよりどころ

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は~るよ 来い♪

近頃の寒さたるや、なんなのでしょう002.gif

昨年の晩秋に、「暖冬です」と宣言した気象庁さん、寒いです。
「極寒」と感じてるのは、私だけでしょうか。

一時暖かな日を経験したもので、気持ちはもう春。
桜も咲き出したことだし。
さすがに真冬ほどじゃないけれど、冷えます。
あわててしまいかけた冬物を引っ張り出してます。

天候のことはさておき、来月25日のワークショップも控え、改めてエム・アイ・エルの理念について考えてます。

「理念」なんて言うと改まった感じがしますが、私にとっては松本先生と日常的に話していたことなので、ごく普通の当たり前のこととなっています。
だから、当然皆さんも理解している範疇のものと思ってしまい、説明を端折ってしまう傾向があります。

エム・アイ・エルでは、感覚を重視します。
トレーニングでもストレッチでも、ブレインストレッチ(身体調整)でも、全て感覚を細やかにして繊細な情報を捉えていきます。
繊細になればなるほど、得られる情報量が増えてより深みを増していきます。
ハードなトレーニングになればなるほど、繊細な感覚とは反比例してしまいますが、意識は途絶えないように繊細な感覚を求めていきます。

この感覚ってものが意外に厄介なもので、環境によって容易に変化してしまいます。
実生活の中で、自分の今の感覚がどうなっているのかなんて、あまり意識をしていないものですね。
何か不都合が生じたときに感じる程度。
自分で意識してないだけに、知らぬ間に感覚を閉ざしてしまっていたり、波長を乱してしまっていることが間々あります。

感覚をオープンにするってことは、自分にとって都合の悪い情報も入ってくるってことです。
いい情報だけを捉えるというのは非常に都合のいい解釈だし、自分が思っているより難しいことです。

実生活の中では、様々な情報が飛び交っています。
家の中でもテレビをつければ殺伐としたニュース、購買意欲をかきたてる広告、情報の先取りと称し、より有利に より便利に 欲の応酬となりつつあります。
一歩外へ出れば、車の往来に気を配り、常軌を逸した人を見極め、自分を守らることに集中しなければならない。
もちろん、いい情報もいっぱい飛び交っています。
でも、近年では不逞要素のほうが増えてしまっています。
そして、情報量そのものが多すぎる。
だから、集積回路がオーバーヒートして、捉える情報量が少なくなってしまっています。
あるいは自分にとって不都合な情報のインプット量が飽和状態にならないように、無意識に感覚を閉じている場合もあります。

捉えた情報をどう処理するか、そこがしっかりと定まっていないと、意に反した状態になることもあります。

情報を正しく捉える。 そして、その情報をどう処理するのか。

そういったことを、ワークやストレッチ、呼吸法、身体調整で改めて訓練する。
ただ感覚に意識を向けているだけでは、一人よがりになってしまう場合もあります。
意識を向ける方向、正しい身体操さにより得られる感覚は、本物の情報を得ることにつながります。
いわゆる本当に必要な情報なのか、不必要なものなのかの色分けがしっかりできるようになっていきます。
それが健康につながり、気持ちも穏やかになっていきます。

音楽でも、ビートのきいた激しい曲は波長が粗くなります。
たまにはそういった音楽もいいでしょう。
若い頃はエネルギーが有り余ってますから、ビートのきいた音楽で発散なんてこともあります。
それに比べてクラシックは波長が細やかになってきます。
作曲者によって波長の質が変わってきますが、穏やかな空気が流れます。
こういう波長の質は、動物たちのほうが繊細に捉えます。
我が家でも、シャモンとコロナはクラシックをかけるとおとなしくなって、しっとりと耳を傾けつつ転寝してます。
ビートのきいた音楽をかけると、部屋からいなくなってしまいます。

最近では、のだめカンタービレのおかげで若い方もクラシックを聴くようになってきましたね。
昨日TUTAYAで物色していると、若い女の子がのだめカンタービレのCDを探してました。

花見に酒盛りもいいですが、たまにはしっとりとクラシックに耳を傾けるのもいいものです。
by idun-2006 | 2010-03-31 10:36 | 徒然ごと

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