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心と身体のよりどころ

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崖っぷち 続き

天才達には、崖っぷちという感覚がはじめからないのかもしれません。
イヤ、突如そういった状況におかされても、彼らには崖の向こうに道がちゃんと見えてるんですね、きっと。

私の場合、崖の向こうには濃い霧に包まれて、ほんのうっすらと道が見え隠れしてます。

天才君達は、はっきりとその道が見えていて、なんの疑いもなくその道を信じて歩いていけるのだと思います。

私は恐れながら歩いているから、いつも石橋をたたき過ぎて崩しちゃいます。

これが天才と凡人の違いですね。

主人の場合、道はしっかりと見えていました。
でも、彼を取り巻く状況が普通の凡人以上に過酷な環境だったと思います。
特に側にいる私がうろたえている事が多かった。
いつも主人に嗜められてました。
「側にいる君が信じていなかったら道はつながらない。同じ気持ちで居てくれなきゃ。」

そんな状況でも、彼なりの世界観を世に知らしめる事ができた主人は、やはり天才の領域に達していたのだと思います。
自分は凡人だといつも言ってましたけれど。

主人の声が聞こえてきます。
「ねっ、僕の辛さがよく分かったでしょ。 
 僕の状況を考えたら今の君はよっぽど楽だよ。 ちょっと頑張ればいい。
 そのくらいできるでしょ 。」

・・・そのくらいできるでしょ。 よく言われていました。

う~ん、貴方がいた状況から比べれば確かに単純なのかもしれないけれど、
・・・・楽じゃないよ。

どれだけ自分が描いた道を信じれるか。 
今の私のテーマなのかもしれません。

何かつまずく状況に遭遇すると、
 心の中で主人を呼び続ける。 ←実際には声が届かない。
 誰かに思いをぶちまける。   ←聞かされた人はたまらない。
 ブログに書き綴る。       ←収拾がつかなくなる。
どれをとっても満足できずに、結局自己嫌悪に陥ってしまいます。

こういった状況になっているときは、自分の心の中がかなり乱れているので、冷静に捉えようと思っていてもなかなか難しい。
一晩寝て、すがすがしい朝、すっきりした頭で再び考えてみると、意外に冷静に判断できるようになっているものです。
そして、感情に流されて、思いをぶちまけなくってよかったとひとつ学習します。

心に留めていても仕方がないことは、さっさと受け流す。
そして、霧に包まれている道が自分の信じる道なのか、冷静に判断してみる。
そういった心の整理も、ときに必要なのだと思います。
by idun-2006 | 2007-05-01 07:56 |

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