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心と身体のよりどころ

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和童塾 身体調律法 1回目

和童塾 身体調律法 BaseⅠの<肩>をおこないました。
BaseⅠはカラダの細分化が主体です。

皆さんは腕の関節はいくつあると思いますか?
手根部の骨は複雑ですので、手首からカウントしてみてください。

手首、肘、肩・・・の3箇所じゃないの?

と思われた方がほとんどだと思います。
そうすると、四角い胴体に腕が刺さっているイメージになりませんか?
胴体の横から腕が出て、動いている。

こういうイメージでカラダを動かしている限り、カラダの細分化とは縁遠いお話になってしまいます。
四角い胴体に腕がついているロボットの胴体は、一つの塊で動きはないですよね。
人間のカラダはもっと緻密にできています。
ロボットより複雑な動きが可能なカラダを、私達は既に与えていただいます。
それを活用しないてはない。
ただ、「胴体」と一くくりにしていた貴方のカラダは、固まっていませんか?
MILの身体調律では、解剖学に基づいて骨の動きを解明し、カラダを細分化させるためのワークを行っていきます。

肩の動きをよくするためには、肩甲骨の動きが阻害されず、肋骨の上をスルスルとすべるように動けるカラダにしておく必要があります。
そのためのワークの一つが 「ネコ」 です。

ネコのワークにも数種類のバターンがありますが、それぞれが完璧にできるように何度も反復して行います。
ネコ・・・・・地味なワークですよね。
MILのワークは地味なワークが多いかもしれない。
でも、奥かとっても深いんです。
これが完璧にできれば他にいろんなワークをする必要がなくなるくらい、ネコはマルチなワークです。
ネコのパターンを一通り行った後に、カラダのどこかが筋肉痛になったら、貴方のネコの完成度はまだ低いと認識してください。
ネコは筋肉の緊張を解いて、カラダをほぐすワークで、筋肉運動ではありません。
筋肉痛になってしまった場所は、貴方が過度に使ってしまう場所で、普段から「凝りやすい」部位でもあると思います。
そこをあえて使わないように気をつけながら、ネコを行ってください。
肩が凝って苦しいとき、ネコが上手にできれば肩こりはあっという間に治まってしまいます。

自己調整法のネコの後に、ペアで行う<肩甲骨と肋骨の切り離し>を行いました。
何をするの?
肩甲骨と肋骨の間に手を入れてもらうのです。
固い人はとても痛い手技ですが、ある程度柔軟性のある方はとても気持ちいい手技です。
肩甲骨は大円筋の硬縮により動きが阻害されています。
この手技により大円筋が緩むと、腕は面白いくらいスルスルと動く感覚が得られます。
左右どちらか片方を行った段階で、腕の長さを比べてみてください。
手技を行った方が少し長くなっているはずです。
腕が重たく感じられると思います。
普段は腕を重たく感じないってことは、腕を肩こりの筋肉「僧帽筋」で引き上げてしまっているんです。

今回参加された皆さん全てが、この感覚の違いを体感してくださいました。
ワークを行う前と比較すると、いかに普段の自分達はカラダを固めて動きを阻害してしまっているかが実感できます。

来週は背中がテーマです。
さて、次回どのような体感がえられるでしょうか。。。。
by idun-2006 | 2007-04-02 09:19 | 和童塾

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