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心と身体のよりどころ

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集中と執着

「集中」というと、皆さんはどういうイメージを持ちますか?

おそらく、「一点に意識を集中する」 ようなイメージを持たれるのではないでしょうか。
でも、このような集中の仕方だと、一つの事しか見られなくなってしまうのです。

    意識を集中する = 一つの事に執着する

ダイエットに集中しようという意識は、周りは見えなくなってしまいます。
○○ダイエットに挑戦! と決めたときから、その路線から外れる事が許せなくなる。
ダイエットに意識するがあまり、極端な食事制限をしたりエクササイズを行なったりしてしまいます。(ダイエットの趣旨により、デトックスなどのように食事を制限する場合もありますが)

これは集中というより執着ですね。

*りゅう先生より
「一点しかみれなくなる集中は、集中というより執着。 周りをぼんやり見ながら意識を目的に向ける集中の仕方ではないといけない。」

ピアノの練習中、一つのタッチがうまくいかなくて、その部分の練習に集中するとします。
一つの音を求めてとことん追求するのは、一種の執着に近いものがあります。
特殊な目的の元に執着して追求することもあるでしょう。
でも、音楽とは“音を楽しむ”こと。
ならば、その場の空間に漂う空気とかもし出す音が調和することを楽しむのが音楽。
であれば、一つの音に執着するよりも、メロディの流れにのって、その場の空気に自分の演奏が調和することが、集中したピアノ演奏のはず。一つの流れの中のタッチのはずですよね。
そういった意識の中でピアノ練習に集中すると、自分が奏でる音が違ってくる気がします。

きちんと集中して行なってるつもりのことが、執着に変貌していたりして。
ちゃんとやろうと思えば思うほど、執着にはまってしまっていることって、結構あると思います。
自分の生活を見直してみましょう♪
by idun-2006 | 2006-06-23 10:22 | りゅう先生

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