心と身体のよりどころ

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stressless life

「あなたは強いから大丈夫なのよ」

そんな言葉を投げかけられた方が
「先生、私けっして強くないのよ。どれだけ泣いてきたことか」

精神面でも肉体面でもたくさん傷ついてきた彼女は、”これからの人生を明るく、楽しく行きたいからまず体を治して元気になりたい” と、私のパーソナルを受けてくださっている。

傍からみれは強く見えるかもしれないけれど、彼女の実態は真逆といえるかもしれない。
体は病気や怪我からいくつものメスが入っている。
心も多くの問題を抱えてズタズタになっていた。

それでも彼女が笑顔を向けて前向きに歩き出したのは、辛いと思う生活から決別したいと決心したから。
「そしたら素晴らしい出会いがあるのよ。救われるの。先生との出会いもそう。」

数々の難題と向き合ってきた結果これからの人生へのビジョンが明確になり、目先の苦痛を乗り越える力となっていた。 彼女にとって楽なトレーニングではないと思うけれど、時に冗談を交えて、愚痴りながらも大笑いしたりの楽しい時間となっている。

人は楽な選択をするもの。 辛く困難な道をあえて選ぶことはしない。
恵まれた環境の中にいれば、いらぬ努力はする必要がない。
その「恵まれた環境」の中にどっぷりと浸かっていると、それが当たり前になって恵まれていることに気付けなくなる。ある種の甘えが生じているが、本人には分からない。
恵まれた環境の中で何を見ているかで、幸福感を抱けるか満たされることなく不平不満を述べているかに分かれてしまう。

端から「恵まれた環境」にない者は、甘えられる環境にないために何事も自分で処理するしかない。
そんな姿をみて「貴方は強い」 と言われてしまう。
けっして楽々とこなしているのではなく、「人様には迷惑をかけないように」と必死に対処しているだけなのに。

元々弱い人間など存在しない。 人は無限の力を持っているもの。
視点をどこに向けているかで「弱い・強い」の線引きをしてしまう。
どんな方でも、自分には無限なる力があることを忘れないでほしい。

私もよく平々凡々と苦労なく暮らしているように見えると言われるが、とんでもない!
難題に立ち向かっている最中に「あなたは強いから大丈夫」などと言われてしまうと、その言葉をバネにするよりも見放されたような寂しい思いとなることがある。
「強いから大丈夫」よりも「がんばっているね」と言ってもらったほうがいい。
そんなことを考えるのも、私の甘えなのかもしれない。
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by idun-2006 | 2014-09-07 21:48 | 心と身体のストレッチ

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