心と身体のよりどころ

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自律神経バランス調整

私たちの身体は、自律神経の働きによって生かされているといっても過言ではありません。
当たり前のように行っている呼吸、心臓の拍動、体温調整、血糖値のバランス、ホルモン分泌、数え上げればきりがありません。
自律神経が正しく働くことにより、これらの機能は滞りなく調整されて体を一定の状態に保つことができます。

自律神経のバランスが乱れてくると、病気を発したり、慢性疲労、不眠などに悩まされることになります。

自律神経の働きは交感神経と副交感神経の2つに分けられます。
大雑把にいうと、日中、私たちの身体は交感神経優位になり活動できて、夜になるにつれて副交感神経優位状態へ移行することで眠ることができます。

太古の昔、捕食をするために戦うか逃げるかの選択を迫られます。 これが交感神経優位の状態。
戦うにしても逃げるにしても全力で体を動かさなければならず、その正しい判断を下すための脳と、体を動かすための骨格筋に血液を集中させます。
酸素をいっぱい含ませた血液をいっぱい送り込めるように、呼吸と心拍が上昇します。
万が一体を傷つけて血液が漏れ出しても、大量出血にならないように血液の粘性も高まります。
筋肉の活動が高まるように血糖値も上昇します。
これが交感神経優位状態になったことで起こる反応です。
交感神経優位にならなければ、生きるために必要な活動することができないのです。
ただし、見方を変えれば交感神経優位状態が続けば 高血圧、過呼吸、高血糖(糖尿病)などの成人病疾患を引き起こすことにもなりかねません。

自律神経が正しく働いている状態では、交感神経優位状態なのは一過性のものであって、結果が得られれば副交感神経へ速やかに揺り戻されてバランスが保たれます。
捕食の為に全力で戦う。 あるいは全力で逃げた後、ほっとするひと時が副交感神経優位に揺り戻った状態です。

さて、現代の私たちの生活に置き換えてみると、どうなるか。。。。

朝、電車に乗り遅れそうになって駅まで走った。
なんとか遅刻しない電車に間に合った。
ここで副交感神経に揺り戻ったかと思ってしまいますが、実際電車の中は混雑していて再び交感神経にスイッチが入ってしまいます。
始業時間までに会社のデスクに辿り着いても、すぐ業務開始、再び交感神経優位状態です。
仕事を終えて一息入れるつもりで一杯飲みに繰り出す。あるいは、カラオケで憂さ晴らし。
共に、再び交感神経にスイッチが入ります。
確かに同僚とお酒を飲んだ帰り道、カラオケで歌いまくった後など、気分はスッキリするかもしれませんが、自律神経のバランスを見ると交感神経優位状態であることには変わりません。
家にたどり着いて一息しれているようでいて、テレビをつければ興奮する映像が多く、遅くまで起きていても電気の明るさで不自由なく過ごせます。
パソコンなどを始めれば、更に交感神経に針が振りきれてしまいます。

一日の中で大半が交感神経優位状態であることが分かりますが、交感神経にバランスが傾いていても太古のように命に係わる事態に遭遇しているわけではないので、反応はわずかです。
だから副交感神経への揺り戻りもわずか。

現代人は自律神経のバランス調整がへたくそになっているのが良くわかります。

さて、次回はどちらの神経に支配されているかのお話。
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by idun-2006 | 2012-06-20 12:38 | 心と身体のストレッチ

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